はじめての方へ
 代表からのメッセージ & 対人スキルの向上について
  〜役に立ちたい、という気持ちを思いだそう〜

ダイジョブ・プロジェクトへようこそ。

ダイジョブにはいろんな事情を持った人がやって来ます。
考えてみれば、問題の生じない人などいません。
その問題を受け止め、
肯定的に捉えて生きていく方法を見出していくのが
人生ではないでしょうか。

ダイジョブに来れば、「自分らしさ」に出会い、
自分の表現パターンが見つかるでしょう。

自分の行動についても、「何のため?」「誰のため?」という部分(動機)を見つけましょう。
悩まなくするのではなく、悩み方を上手にしていきましょう。

人は皆、誰かの役に立ちたいと願っています。
それが叶った瞬間、純粋にうれしくなります。

あなたは、すでに自分らしい表現やコミュニケーションを獲得しましたか?

自分らしさが社会の要求にそぐわなくても、悲観しないでください。
あたなしかできないやり方が、誰かのためになるかもしれませんから!


ダイジョブ・プロジェクト 代表理事 鈴木大介






人と関わり合うための自分磨き。
  (自己理解×表現の獲得=対人スキルの向上)



対人スキルを身につけるためには、まず自分の性格や感受性、持ち味や弱点を知りましょう。
自分の学びのパターン、得意な場面を思い出し、楽しくスキルアップしましょう。
「自分らしさ」を認識できるようになるには、人から教わる必要もあります。
自分で自分を思い出し、感覚を取り戻し、ことばで理解しなおしていくプロセスが大切です。


現在の義務教育や高等教育の教育課程には、対人スキルなどを十分に学ぶ枠がありません。
休み時間や友達付き合い、部活などのなかで、自然に獲得していくもの、とみなされます。
それが要領よくできない子は、コミュニケーションに後れを取り、
不本意ながら「コミュニケーションが苦手な子」と認識されるようになります。

家庭のしつけの中でも、コミュニケーションをトレーニングとして扱うケースが少ないようです。
親子の会話や親戚同士の会話、電話で様々な人と触れ合う機会なども失われ始めています。
誰かとじっくり過ごす時間が減ってしまうと、表現パターンや行動パターンが形成されません。
自分一人で何かを進めていく力はつくかもしれませんが、
誰かと協力して何かを進めていく力は上手に身につかないかもしれません。

生きるのに必要な力(ソーシャルスキルやライフスキル)の種類は様々です。

・会話のスキルを磨かないと友人とのおしゃべりや社会での手続きに支障をきたします。(対人スキル)
・衣食住や金銭管理などのスキルを取得しないと、将来の生活能力が育ちません。(生活管理能力)
・乗り物の利用や買い物などの経験を積まないと行動範囲が広がりません。(社会のしくみ)
・自分のことを自分で決めていける世にならないと、将来をデザインしていくkとができません。(人生設計)
・疲れたとき、自分なりの逃げ場を作り、癒すことができないと、回復できません。(リフレッシュ)


これらを学ぶ機会に個人差が生じ、多くの子どもに「学びそびれ」が生じています。
人間関係に困っていない人は、たまたまうまくできているだけかもしれません。
「たまたまうまくいく状態」が確保されないと、その人はうまくやれないかもしれません。
うまくいかなかったときの対応力が身についていないと、挫折したときに大きな精神的なダメージを負います。

本当にうまくやれている人は、「なぜうまくいったか」ということを分析できているはずです。
自信を獲得するための「肯定的な経験」を得ることができれば、苦手意識は徐々になくなるでしょう。


ダイジョブのトレーニングで自分を知り、自信を持って自分のパターンを獲得していってほしい。

ダイジョブで得られるのは、「転ばないようにするスキル」ではなく、「転んだ時に立ち上がるスキル」です。
その先の、「転んでも歩き続けるスキル」も必要です。
それらがやがて自信となっていくでしょう。

本当の学びは現実的な社会生活を経験しながらずっと続いていくのです。



まずは個別サポートから!
1対1の安心できる時間で、少しずつ語ればいい。


過去に、誰かに悩みを相談したときに、頭ごなしに否定されてしまった経験はありませんか?
相談するんじゃなかった、誰も自分のことをわかってくれない、
などと心を閉ざしてしまっていませんか?

あるいは、不用意に自分のことを話すことが怖くなってしまっていませんか?

出会ったばかりの人に、最初から自分の悩みを打ち明ける必要はありません。
少しずつ、安心していくにつれ、自分のことをたくさん話したくなるかもしれません。
自分の考えが正しいのかどうかを確かめたり、
自分の弱点や欠点だと思われる点を伝えたりして、
自分をオープンにしながら話を進めることができます

まずは「個別サポート」を利用し、相手と信頼関係を構築しながら話を進める練習をしましょう!
個別サポートでは、約90分の時間の中で、
サポーターと1対1でやりとりすることができます。
はじめは、あらかじめ相談したいことをメモしておくなどして、
なんでも尋ねてみましょう。
何をどう相談するのかがわからないうちは、
それも含めて手助けします。何の準備もいりませんので、ただお越しください。
おしゃべりしていくうちに自分が何に困っているのかが見えてくるでしょう。